笠原嘉「ユキの日記---病める少女の20年」新装版+「精神科と私」

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笠原嘉編「ユキの日記---病める少女の20年」新装版\r332頁、みすず書房、1978年初版 本書は2002年新装版第一刷\r\r\r 青春のほとんどを病床で過ごした少女ユキ。8歳のときつけはじめた日記は、心を病み筆を折る20歳の頃まで、ノート60冊にも及んだ。少女の日々の克明な記録を、最後の主治医となった医師がまとめる。かなり読み応えのある狂的世界の心象を描いた日記。\r\r 少女は幼いころに空襲を体験した。戦後の混乱と経済成長の時代を喘息の為にひきこもって暮らした。彼女はやがて精神の病の迷宮に迷い込んでゆき、ただもう恐怖と絶望のなかで泣き叫ぶような言葉のなかに落ち込んでいく。彼女がただひとつ、自分の心を打ち明ける存在として選んだ日記を読むことで、わたしはその少女の魂の震えに共感した。自分の心としか向き合うことが許されなかった女の子の、9歳から21歳までの孤独と成長と、それでも失われなかった瑞々しい感性が溢れている、厳しくも悲しい一冊。\r \r 精神病によって理性を失っていく恐怖と哀しみが凄絶で、読んでいて苦しくなる。涙で頁が見えなくなった。一人の人の内面が書かれた、本当にすごい本だと思う。\r\r本はきれいです。書き込みはありません。 ばら売り4800円。\r\r\r笠原嘉 (著)「精神科と私ー二十世紀から二十一世紀の六十年を医師として生きて (精神医学の知と技)」\r46判 ハードカバー 306頁 中山書店 2012年初版\r\r日本の精神病理の歴史そのもの。笠原先生が1例1例の症例をいかに大切にされてきたのかがわかる。現代のような、極端な生物学主義(薬物療法中心主義)になる前の、精神医学の貴重な英知(ex.いまではほぼ消滅している森田療法)が学べる。記述も平明、超お勧め!!\r\r1970年代の「スチューデント・アパシー」や「退却神経症」,「笠原・木村のうつ病分類」などで広く知られる著者は,京都・名古屋の国立・私立大学医学部で,医学研究や教育に40年以上携わったあと,市中の精神科クリニックにて,14年間「診療一筋」の生活を続けている.持論であった「外来精神医学」を実践している現在,あらためて精神科医としての60年を振り返る.   本はきれいです。書き込みはありません。ばら売り3000円。
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